勇気と笑顔

芸事が全て封じられてしまった!! 全国のどの劇場も公演中止止む無しはまさに前代未聞の出来事だ。 どの劇場関係者も大きなショックと不安にかられている。それどころか、役者や音楽家等々どこのどのアーティストも公演が出来ないでいるのだ。
仕事が無いのとは大きく違い、こればかりはどうすることも出来ない日が続いている。
令和になって東京オリンピックを迎えようと日本中がその希望や期待に満ちていたときだけに恐ろしい事態になったものだと驚きを隠せない。

令和を迎えた昨年5月の初旬、私は秋田県湯沢市の町興しの話で同市を訪れていました。
多くの記述のようにここで来年波島陽子の舞台をと決めて帰ったばかり。
準備は嘘のように着々と進み今年10月24日には湯沢文化会館で「波島陽子芸能生活35周年記念」として既に宣伝も開始。なのに国始まって以来の緊急事態宣言が公布されまさに報道はコロナ一色。何ということでしょう・・・では片づけられない地球の危機です。
この元凶は中国にあるとまさにコロナ戦争が勃発しかねない状況も噂されていますね!確かに不潔で不衛生この上ない中国は何かしでかすと言われていました。認識なかった人は改めて学ぶ必要がありそうです。
土台がしっかりしていない中、経済成長経済成長とその路線を追い続けて来た結果がまさに世界を震撼させているのです。 シルクロードを学べば気づくことがあります。なのに今度は一帯一路政策と称しその周辺はご承知のようにコロナの感染で悲鳴をあげています。
日本もそうです。新宿や銀座に進出してきた中国企業。次は北海道で今度は京都というように全て中国に買い漁られています。政府はこの浸食をどう考えているんだろう!?
コロナはそのひとつの例(できごと)にすぎません。私がこの世に居なくなったら「宇宙戦争が」・・・ニュースになってもおかしくないでしょうね。
全て自国のことしか考えない貧しい心の持ち主(くに)にやられるのです。小者ばっかりになった政界を見ても本当に情けなくなってしまう。日本もそうです。今日ここでハッキリ言っておきます。今回のコロナ騒動が収まったら日本の国会は醜い争いの場と化すでしょう。それは、野党の行動でハッキリします。 国難で多くの国民が苦しんでいるときに相手の揚げ足を取るのではなく、今この時点で野党の力が称賛されるようなニュースが何もない。終わってからなら誰でも何でも言えます。
波島陽子日本舞踊教室は告知のように4月・5月とお稽古を休みますと緊急事態宣言が出る前から意思表示をしました。私たちに出来ることはそれしか無いんです。
人の命が一番だから、先ず言われる前に行動に移す。 「我慢」の正念場なんです。

困っているのを超えて「不安の渦の中」でみな頑張っている。政府に任せるだけでなく、自分で出来ることは自らが動く。生活に困る・・・・、私どもも一緒です。
ここで必要なのが我慢の力です。人は夢や張り合いが無いと行動する力さえ奪われます。
沸き上がるような行動力は希望や夢があってです。 お陰様で私たちには身近に大きな公演の夢や希望があります。 波島陽子の生まれ故郷で開催する「舞台公演」、今の時点で開催できるメドは全くありません。しかし、コロナが終息したときに、多くの舞踊フアンのみなさんに観て頂くという夢があります。
構成も演出も「待ってました・・・」の大向うが飛んでくるような舞台にしたい。日本舞踊に関わっていて良かった・・・と感動できるような、そう思えば今やることでいっぱいです。私の知人の舞台、「和太鼓」「時代劇」「殺陣」「コンサート」・・・等々がことごとく中止になってしまいました。そうしたみなさんを元気づけるためにも諦めないことだと思っています。
特に、日本を代表する「日本舞踊」はどんなことがあっても健在でなければなりません。
辛い事や苦しいことが起きるとみな他人(ひと)を責めてしまいがちです。
こんな時こそ、勇気ある優しさを遺憾なく発揮できるのが日本人だと思う。人間の判断だから、現状を打破するための采配に苦慮しているのが分かりますが、今は国民が一体になってコロナに立ち向かうときです。
そして、この苦しさを二度と忘れないことです。自分が自分がではなく、国民全体が協力し合い助け合う最も大切な時期なんです。

日本舞踊教室を運営しながら「元気」を忘れてはいけない、「笑顔」を集めなければならない時が今なんだと言い聞かせています。

 

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