新しい年を迎えてもう2月になろうとしています。なかなか安心できないまま今日まで来てしまいましたね。
普通であれば「年頭の挨拶」とか、「1年の目標」や「夢」でいっぱいでなければならない年の初めなのに、コロナで大変な人数が悩んだ挙句自ら命を絶ったとも聞きます。もう、頑張れ頑張れという言葉が空しくさえ思える昨今です。それでも頑張って欲しい、頑張って欲しいんです。
波島教室は感染予防対策に模範と言われるほどの徹底ぶりで生徒さんを守っていますが、だからと言って感染者が出ないという保証はありません。
嬉しいことは、教室に通う生徒のみなさんやお弟子さんは本当に心の優しい人が多く、思いやる気持ちからか今年も元気に楽しく今日までお稽古を続けて来ました。そんな中、嬉しいことに教室始まって以来のお稽古希望の体験者が後を絶ちません。こんな時だから何かやりたい、身体を動かしたいと思い立った人が多いからがその原因らしいです。
教室の環境に安心し、納得して入会に繋がっていますが、正しいことをきっちりやっていれば大丈夫と言うことですね。そして、更に救われることは、日本舞踊のお稽古は基本「個人稽古」であることです。ですから、殆ど生徒さんから言葉を発することが無いので換気がしっかりしていたら安全が確保されます。
オリンピックの大イベントがどうなるか分からないほど先が見えない状況ですが、舞台が中心の皆さんも是非夢を捨てず、コロナに負けずに頑張って欲しいと思います。
日本の伝統文化、この大切な伝統の灯を決して消してはいけない。そう思って波島陽子日本舞踊教室も心新たにこの令和3年も頑張って参りたいと思います。
新しくお稽古をスタートした新人さんを育てるという喜びを励みに、コロナなにするものぞで力強く歩きたいと願わずにはおられません。
コロナ禍にあって尚、新しいことに挑戦したいとやって来るみなさんの為にも安心して楽しんでお稽古に打ち込めるよう気を引き締めて頑張らなければ。
夢中で一生懸命になれればきっと良い年になるでしょう。「日本舞踊は楽しい」と若者たちの声を励みにできる幸せを噛みしめながら日本の伝統文化を守ります。