おにぎりの笑顔

先日大変な事件が起きましたね!!
私がこの「童―わんぱく」を綴りたかったのは心の成長について語りたかったからです。
叩かれれば痛い。裸足で遊んだ感覚は経験してみないと分からない。近所のお爺ちゃんが怖かったがそこに安心があったのは何故だろう!!
みんなみんな愛情があったからと言い切れる。
現在教室を運営していますが、お爺ちゃんお婆ちゃんに育てられた若者は確かに違う。
そうなんだね。理屈抜きの愛情に包まれた環境があったということです。

「孫悟空」という物語に暴れん坊で元気いっぱいの悟空がお釈迦様の手から自分はどこへでも自由に行けるんだと飛び立つシーンがありますね。
かなり飛んだつもりでもそこは大きなお釈迦様の手のひらから離れることのなかった物語。
きかん坊でわんぱくな男の子が弱い女の子を守る。遊びや生活の中から身に着いたことではあるがこのわんぱくの優しさはきっと今の日本を守ったと言って良い。
今のこの時代。こうした経験を子供たちに与えることは皆無にちかくなったと言って良い。
子供と遊んであげているから良い父親でも母親でもないんだ。近所の子供同士で泥んこになってこそ身に着く愛情。
喧嘩してもすぐに仲直り。だから遠足や運動会は想像を超えた楽しさがあった。

お昼はお母さんのおにぎりで笑顔いっぱいの応援席でしたね。