昭和の童

花の中で一番好きな「ひまわり」
私が8月生まれだという訳でもないが、子供の頃から元気をもらった花でした。
ひまわりの物語は優しさに溢れ涙を流した覚えがあります。
わんぱくだからこそ優しい気持ちに触れ、感謝の気持ちを持てるようになったんだと思う。
他人(ひと)の痛みが分れば優しくなれる。これはあの少年時代に培われたものだと言えます。
便利な時代でなくて良かった。豪雪地帯で良かった。赤いほっぺに母さんの白い割烹着。どろんこになって帰るとそこには温かい団欒があった。

わんぱく(童)を綴りながらもう一度素晴らしい日本の心を再認識できたように思う。
早くに始まった今年の夏。じりじりと照りつく太陽は同じでも間違いなく世の中は変わった。
わんぱく(童)が背負った戦後の日本。強い日本を再生するためにも元気な子供たちをみんなで守りたいと思う。

わんぱく(童) 完