日本中が、今回のコロナ騒動で仕事は激減どころか倒産の憂き目に遭った事業所も少なくありません。教室も、大勢の生徒さんですが1名だけ「岡部さん、会社が無くなりました・・・」とメールが・・・!!
「あんなに頑張っていたのに、あんなにいい子なのに何で・・・!!」この怒りのぶつけ場所がなく国民はそれぞれストレスでいっぱいです。今回、波島陽子がふるさと公演を企画した途端、昨年の1月にあのダイアモンドプリンセス号の話題になりました。あの頃は正直他人事でした。それが、あれよあれよと・・・この通りです。
特に飲食店は大打撃でしたね。困ったことは一緒に舞台をと手を組んだ「湯沢湯乃華芸妓」さんはまさにその最前線にあったわけです。東京と秋田、流れるテレビのニュースでしか情報が分からない。月日が経つにつれその内容は過酷すぎ、私は湯乃華に投げかける言葉も見つかりませんでした。
波島の故郷を思う心から今回の舞台が決まったのにまさか本当に命がけでの応援になろうとは。湯乃華の代表者阿部さんの心境は計り知れないものがあります。阿部さんは湯沢の伝統を文化をとこの湯乃華芸妓を立ち上げたわけです。それを知って波島がなんとしても応援したいと当時は笑顔の企画でした。これは決して商売で立ち上げた企画(ぶたい)ではありません。もっと純粋に湯沢の振興事業の一環としての思いのこもった計画です。
本当は湯沢が一体となって「ここに湯沢あり」との夢舞台なんです。その事を知ってこの困難に負けず我々は秋の舞台の準備をしています。勿論、出演者は1年余分にお稽古を重ねることが出来た訳です。おそらく最高のパフォーマンスをお見せできるでしょう。
湯乃華芸妓の芸妓さんも負けてはいません。お陰様でみな元気です。頭が下がるほど阿部さんは頑張っています。特に地元湯沢の皆さんは、この伝統を、この文化を一人でも多くのみなさんに応援またご支援して頂きたいと思っております。ここまで打ちのめされた全国の舞台関係者を見て、波島は改めて意を強くふるさとの為に元気をお届けしたいと準備しています。
ふるさと音頭制作も、湯沢ふるさと応援大使として創り上げました。湯沢が一体感をもってこの困難に立ち向かってこそ元気が戻ってくるんじゃないでしょうか!?
湯沢の皆さん、地元が立ち上がってくださいね。お祭りは、みんなで神輿を担いでこそ祭りです。頑張りましょう。