今年は「ひなまつり」に波扇会(はせんかい)主催第二回の「ゆかたざらい」が決まっていました。
さあ、いよいよ本番の年だね・・・と思っていたその矢先、しかも元旦にあの「令和6年能登半島沖地震」!!
凄すぎましたね!!! いつどこでどんな災難が待ち受けているかなどもう全く分からなくなりました。
私たちの舞台はその度に強く負けない舞台を開催して来ました。円陣を組んで「がんばろう・・・」と心をひとつに。
心をひとつにということがどれだけ重要で大切かはしっかり経験して来たチームです。そう言えば大谷選手が決勝を前に「さあ行こう・・・」とゲキを飛ばしていましたが、これってとても大切なんですね。
コロナ前までの10年間、波島が都内台東区の中学生20名弱に毎年デンマークへ親善訪問の為の舞踊の指導に当たっていました。
全く日本舞踊の「にの字」も知らない生徒に5時間で作品を仕上るという難題に取り組み、素晴らしい経験を積みました。
アシスタントで同行している私は、いかに効率の良い時間を使うかで最初はとても悩みました。
出た解決策がこの円陣を組んでの「がんばろう、笑顔で・・・」でした。
不思議な効力がありましたよ。若いって本当に素晴らしいものです。
今回は大きな舞台ではなく、言ってみれば「発表会」です。それでも最高の舞台をと準備して来ましたが、いつの間にか素晴らしいお弟子さんが居ることに気づき、目頭が熱くなるほどの思いでいます。
なかなか、師匠の為に行動出来る人って実際には難しいものなんです。心の底から師匠の気持ちを理解し、教室の繁栄の為に本当にここまでやってくれるお弟子さんが誕生するとは思いませんでした。
世の中、どんな環境にあってもそうですよね。心をひとつにということの難しさ。時代が変われば変わるほどそう思います。
しかし、今回の舞台の準備は全てお弟子さんがやってくれています。
私が準備してきた予定は勿論基準にはありますが、企画をどう完成させるかを熟知しているような行動ぶり。嬉しいですね。
少し時間はかかりましたが、ようやく理想像に近いスタッフとして3月の舞台に向け大車輪です。
言われなくてもやれる・・・・!! 目的をしっかり把握しているからでしょう。
このメンバーが輪になったら「大成功」間違いなしです\(^o^)/
まだまだ予断を許さない感染症や自然災害、ましてしばらく続くこの寒さ。
きっと素晴らしい春(ぶたい)の幕が開くことでしょう。