私の里帰り

生まれて初めてこのような豪華な誕生プレゼントを頂いた。

私の青春時代を10年過ごした名古屋。社会人としての自己形成がここにあったと言って過言でない街「名古屋」。
老舗お土産品店に勤めたのが22歳。今考えたらただガムシャラだったように思う。

「日本一の販売員になろう」を旗頭に店長としての目標を掲げ、10名もの女子販売員に徹底してその心を訴えた。

会社全体(本店+支店18店舗)の常にトップを走り模範店として注目を浴びた当時が目まぐるしく走馬灯のように去来する・・・。

上の写真は名古屋テレビ塔ですが、これは名古屋の中心地「栄」の中央にある公園にあります。
私の昼休みはここでのキャッチボールや縄跳び。当時あった工場は郊外に移転したらしく大きなパーキングになっていた。
しかし、近代的なビルが立ち並ぶ栄のど真ん中に旧態依然として本店は当時と全く変わらずにその暖簾を輝かせていた!!

名古屋城の外観はそのままでも城内に足を踏み込むとやはり変わった!!
変わらなかったのは熱田神宮だけかも知れない。

私の里帰り

熱田の森はミンミンゼミが鳴き、広大な森の境内はさすが日本の三大神宮だけあった。
この神宮には忘れられない思い出がある。
土産品店だけに12月31日夜10時までの勤務!!当時バイトでの大学生が仕事終わりに福井の実家に帰る予定でしたが、列車に間に合わず店のメンバー全員で彼女の為にこの熱田神宮初詣に深夜出かけたその参道。

若いだけにほのぼのとした恋の思い出も甦った。
しかし、その名駅店はシャッター街と化し、すでに新しい商店街は隣りのコースに移されていた!!
私が最初に担当した名駅店。シャッターは閉まっても当時そのままだった!!
きっとこの商店街は今年中に解体されるんだろう・・・

誰にも分からないこの不思議な心境!? 込み上げるものが目頭を熱くし、しばらく呆然と立ちつくしていた自分にハッとする。
「ここだ・・・!!名駅店だ・・・!!」
「まるで、私がこの店を見届けるまで解体を待っていてくれた・・・」、そんな気がしてならなかった。
本当に頑張った場所(みせ)だった。あの当時の販売員はみんなもうお婆さんになってしまったんだろうね・・・(笑)

「頑張ったんだよ・・・」といつも話してあげた私の社会人としての原点。
この話をいつも聞いていたお弟子さんがプレゼントしてくれたまるで私の里帰りのような1日でした。
炎天下の猛暑より私の心は熱かった。 ありがとう。
こんなプレゼントがあるなんて・・・  感謝感謝です