若者の責任

今日のブログをどう書こうか迷っています。言いたいことは山ほどあるのに・・・。
またしても悲惨な事故が起きてしまいましたね!
先ずは悲しくも事故に遭われた人たちに心からご冥福を申し上げます
156人が死亡した韓国ソウルの繁華街イテウォン(梨泰院)で起きた事故。
「圧死しそうだ・・・」、なんて何と恐ろしい事故でしょう!!!
そして、これを警察のズサンさ・・・とか、政府にまでこの問題は大きく飛び火しているのは周知の通りですが、もっと問題にすべきこと柄があるということです。
ハロウィンの渋谷の光景を見てもそう思う。 祭りを、行事(イベント)を楽しむことに何ひとつ異存はありません。むしろ楽しんで欲しい。
しかし、楽しみ方です。 住民に、街に、迷惑かけて良いなんて理屈はどこにもありません。
思うに、どうもこのバカ騒ぎに乗じている若者を見るとある傾向に気づきます。
まず、「一人では出来ない・・・」という事です。 発散するってことがありますが、発散の仕方も「周りに迷惑なのかどうか・・・」すら分からない輩が調子に乗っているとしか言いようのない騒ぎ方。

先日、浅草公会堂で波島の舞台をやりました。私は開演前に「スマホはしまってください・・・」「撮影は禁止です・・・」とプラカードを長い時間客席にかざしました。
舞台が終わり、ビデオの編集をしているとき、一番前とその後ろ(客席)の2名が漸ん麺なほど目立ちました。最初から最後までホタルが飛んでいたんです!!
正直こういう人に来て欲しくない・・・と強い憤りでした。なぜ協力できないんだろう・・・!「中には居ますよ・・・」で済ませたくない。
つまり、自己中心的な人間が様々な問題を引き起こしているんだということ。全くマナーの無い者が日本の芸術文化を観に来ること事態とても違和感がありました。

人災の99%は「自分勝手な行動」からだと言いきれます。事故が起きてから何か批判する者がいますが、今回の韓国の事故を分析すれば簡単なことです。
確かに、行政にも多少の問題点はあったと思う。しかし、「通報したじゃないか・・・」を盾に、この事故原因を全て警察や消防・行政の責任と騒いでいますがそれは違う。
「君子危うきに近寄らず」、聞いたことないのかな・・・!!まったく。
若い命が沢山失われたんですよ。
「何故事故が起きたか・・・」、事故は起こりうると分かっていることの方が多いんだ。
渋谷でもそうじゃないか!? 「道路に出ないように・・・」と警察が言っているにも関わらず、変装した若者のバカ騒ぎ!! 勝手に騒いで翌日町の掃除を商店街の人がしている姿を見たことあるのか!?
つまり、典型的な目立ちたがり屋で自己中心的な行動以外何ものでもない。コロナで騒げなかったから・・・??、1年に一度の祭りだから・・・!?

コロナの最中も全く言うことを聞かずに居酒屋で大声で騒いでいた光景を見て、もう無理だと思った。

つまり、自分がどう行動すべきかをもう一度冷静に考えるべきだ。
先日の舞台で和太鼓に酔いしれたお客様からの感想文に「あの和太鼓に今までのうっぷんが吹っ切れました。」と。
「客席で改めてパワーをもらいました」の感想。他人(ひと)に迷惑をかけないで楽しむ行動なんていくらでもあります。 バカ騒ぎに便乗して迷惑をかけていることすら気づかない若者たち。
私がイギリスのコーンウォールに行ったきっかけは妖精に会いに・・・が目的でした。 世の中には、心で楽しめることは五万とあります。便利さに自分を失う世の中ですが、こんな時代だからこそ「心にゆとり」をもって人間として行動して欲しい。