今頃の季節になるとさすがの雪国も見事な新緑に出会えます。
想像通り空気は美味しいし水は旨いし天国です。

そうですね!小学校3年生の頃だったと思います。周囲はこんな緑でいっぱいでした。棒を刀にチャンバラごっこは定番。
雨なんか降ると余計リアルでかっこいいシチュエーションに更に熱が入る始末。

ある晴れた日、先に陣地に到着し敵軍に見つからないようこのような木の上に昇り、上から見張ると言わんばかりに駆け登りました。まだ子供ですから軽かったですね考えてみたら・・・。まるでおサルさんです。
枝の分かれ目が腰を下ろすに丁度いい小さな穴が開いていてそこに落ち着きました。
すると何も知らない敵軍たちは木の下に集合。何やら私を探すんだ・・・と。
私はカッコよく「ここに居るぞ~・・・」と木を大きくゆすぶりました。
こういうことがたまらないんですね恰好良くって。

すると下に集まった敵軍たちは「降ろすな~・・・」と叫び出す。
私は大きく枝をゆすぶり威嚇します。大きく大きくゆすぶったその瞬間、お尻にちくっと衝撃が!!!? 「んんん・・・」その瞬間「痛い!」
どうしたのか2度3度の衝撃にもう何が何だか判らない状態。尻を上げるとなんと蜂の大群!!腰かけた小さな穴は蜂の巣だったんです。

飛び降りるには高すぎる位置にいて、もう泣きながら多くの蜂に刺されっぱなしで降りたの覚えています!!  あれだけ蜂に刺されたのはおそらく後にも先にも私だけでしょう。死ぬかと思った。

病院に担ぎこまれたこと今でも鮮明に覚えています。負けました蜂に!