まもなくパラリンピックの開催です。オリンピックだけでも本当にいろんなことがありましたね。「名古屋市長が金メダルを噛んだ！」、これは大変なニュースになりました。報道関係者のみならず、国民の殆どが「バカですね・・・！？」と。
最近は驚かなくなりましたが、こういう問題を起こす傾向にある人間というのはある共通点があります。国を良くするために、県民を守るために従事している政治の世界。また、会社でもまったく同じです。経営者や上司と言われるものの起こす問題。クラブ活動で言えば指導者や先輩。つまり、その殆どが何か勘違いをしているんでしょうね。偉い人は威張りません。世に名を馳す人格者も決して威張ったりしません。
政治家が先生と呼ばれて勘違い。指導者も同じです。先生って偉いんだろうか・・・！！？社員の心を知らず、社長は何やっても許されると思っている輩を本当に沢山見てきました。そんな会社はズタズタにならない筈がありません。人を大切にしているか居ないかなんて聞かなくても社員を見れば分るものです。
「実るほど頭（こうべ）を垂れる稲穂かな」、こんな素晴らしい例えがあるじゃないですか！？なのに全く機能しない事業所や政治の世界。私は勘違いと言いましたが、勘違い以上に「心のおごり」でもあるんです。
上に立つ者は人の倍以上も腰も頭も低くです。そして誰よりも感謝の心が持てればこうした問題は起きないのです。
時代が変わったんではありません。昔も今も、そしてきっと未来も、どんなに時代が変わっても人間である限り相手を思う優しさこそ真の指導者なのです。
誰だって幸せになりたい。怒られた社員も家に帰ればお父さんでありお母さんなんですよ。威張っている人の心にはこうした食卓の光景は見えないんでしょうね。政治家よ、決して貴方は偉くない。世の社長諸君、社員はみんな幸せで穏やかな生活が欲しいんですよ。