自然の美しさ

ある会社員が都会での生活から家族を連れて生まれ故郷へ帰ったというドキュメント(TV)がありました。家は山に囲まれ田んぼや川で遊べる環境。つまり自然を選んだんですね。

彼は実家が農家ということもあって来る日も来る日も真っ黒に日焼けしながら畑や田んぼでの農作業に生活が変わったのです。

息子や娘を大自然の中で伸び伸びと育てたい。私が自然を相手に育っただけに私の中では拍手喝采でした。

このドキュメントはホタルを守る村民の物語でもありました。川は綺麗です。そうなんです。川の水が飲めるほど綺麗な川を私も知っています。

知っている人も多いはずですが、ホタルは綺麗な川でないと育たないんですね。

ホタルの季節が来る前に、川の周りの雑草を刈る。みんなホタルの為!!

懐かしい生活だな~。昔はこうして自然をみんなで大切にしていましたね。

よく近所の爺さんが怖いと言われましたが、近所のお爺さんに叱られた覚えがあります。本気になって怒るから怖かった。

そうじゃなかったんです。子供たちに愛情があってこその「注意」だったんですね。情のある子供が育ったのもそうしたお陰なのかも。

渋谷等で路上飲みの光景が定番化していますが、彼らが去った後のビールの缶やゴミの散乱!!係員や警察の注意にまるでバカにしたように「は~い」と捨てゼリフで散っていきます。

「自由」を勘違いしている典型です。今でこそ危険ですから「焚火」なんか出来ませんが、昔はあちらこちらでその焚火の煙が上がっていました。

落葉までも集めて焼却するあったかくてほのぼのとしたシーン。

お父さんが都会の会社から家族を連れて自然の中で育てたいといった想い。こんな時代だからこそ素晴らしいと拍手しながらテレビを見入ってしまいました。

そう言えば「ほたるの光窓の雪・・・・」なんてその意味さえ分からない時代になったようです。

ゲンジボタルのあったかく不思議な光。蚊帳の中に15匹ほど捕まえて来て本当に本が読めるか試したっけ(笑い)