教室の飾り

雷門に私の専用お稽古場が誕生して11年になります!!

10年ひと昔って言いますがあっという間でした。このお稽古場は私の義叔父が丁寧に丁寧に作ってくれた大切な宝物でもあります。偶然でしたが、このお稽古場の仕事で義叔父は長い工務店の仕事に幕を引きました。それだけに何にも代えがたい大切なものなんです。

このお稽古場を大切に輝かせていきたいとプロデューサーはある装飾を考えてくれました。それがこの日本の四季を彩る花(造花)です。

私の大好きな桜の花から始まるお稽古場。あると無いの違いは大きいです。日本舞踊にこれらの花はとっても似合い、外国人が来ると必ずお花をバックに記念写真に収まります。

ほんのちょっとした心配り、そう言えば私はこのことをお弟子さんたちに聞いたことはありませんが、きっとあって当たり前になっているんでしょうね。

プロデューサーは舞台演出も手掛けるだけあってあっという間に飾ってしまいますが、実は教室の管理は厳しいんです。

玄関に絨毯のような玄関マットが敷いてありますが、ここにゴミひとつ落ちているのが嫌なんです。時には外からの枯葉のようなもの等々。プロデューサーはお稽古場に来るたびにまずこの玄関マットにコロコロをかけます。

つまり、お稽古場を訪れる全ての皆さんに「気分よく」入って来て欲しいが如実に表れているんですね。簡単のようで11年は続きません!!

コロナと騒がれ、どこよりも一番早く大きなアクリル板を設置したのも、大型の空気清浄機の導入等々を入れたのも、本当に頭が下がります。

考えてみたら、この装飾が無かったらきっと味気ない道場かも知れません。本当に生徒さんの為にってこういうことなんだと教えられます。

コロナになって、教室の桜は2回咲きました。現在は初夏の藤の花ですが、次の花が咲くまでにコロナが収まるといいですね。

ちりんちりんと風鈴が下げられるのかな!?とっても楽しみです。