
私が浅草のお稽古場に初めて伺ってからもう5年が経ちました。入会早々コロナで一時はどうなるのかな~って心配しましたが、今考えると本当にあっという間でしたね。
歌舞伎を観に行ったのがきっかけで、私も日本舞踊を踊れるようになりたい・・・と最初は出来るだけ家に近い所と思い他の教室へ伺いました。
怖いとは聞いていましたが、言葉にするとそこがどこか分かってしまうので申しませんが、私には続きませんでした。
ところが、浅草公会堂でやっていた陽子先生の舞台にたまたま友人に誘われて観に行ったのですが・・・震えました。
不安だったコロナ!!ゲスト出演されていた和太鼓の響きが・・・「コロナになんか負けるな・・・」とでも言っているようで興奮しました。陽子先生率いる波島教室の皆さんが創り上げた舞台。諦めかけていた心が揺さぶられるように私はその公演後「波島陽子日本舞踊教室」の門を叩きました。
丁度桜の時期でしたが「心が躍る・・・」ってこういうことを言うんだ!!
「体験時の先生の優しがこれほど私を興奮させているんだ・・・!!」と。
勿論入会させて頂きました。
何年かしてもブログにまで上げようなど思いもしませんでしたが、知らない内にすっかり教室のとりこになっている自分に気づいたのです。
いろいろ考えました。「どうしてだろう・・・!?」、体験時に事務担当の岡部さんが「お稽古は一生懸命やるのではなく、楽しみながら通ってください。もし、このお稽古場がこれから貴女のもうひとつの居場所になってくれたら嬉しいですね!!」と。
居場所です居場所です。まちがいなく私の大切な居場所になりました。でも、なぜだろ・・・・!!?
先生のあたたかな指導。どんなときも嫌な顔ひとつ見せずに根気よく指導してくださる陽子先生。安心して通えるのはもうひとつ。いえもう一人、事務局の岡部先生の対応です。これだけの生徒さんに、私一人ではなく本当に親切に予定管理をしてくださり感謝でいっぱいです。
職場でも、また前のお稽古場でもなかなか気づけなかったこの気持ち。それは「優しさ」なんだ・・・と。これだけの生徒さんだから、先生だって本当は絶対にいろんなことがあって当然だし、大変なはずです。でも、そんなそぶり一回も見たことがありません。事務局も同じですね!!
「ああ、やっぱり優しさなんだ・・・!!」、私も陽子先生を見習い、常に穏やかな気持ちでの振る舞いを心がけよう・・・・
言葉にして、文字にして自分を奮い立たせていこう・・・と投稿させて頂きました。
なんて言ったら良いのか・・・・。やっぱりありがとうですかね。
