嬉しいニュースが飛び込んで来ました。ご存知のようにエミー賞総なめした18冠。快挙以外ないですね。
現在、インバウンドで海外から日本の素晴らしさに触れたくて本当に多くの観光客が日本を訪れています。訪れる皆さんは、見るもの触れるものがみな正しいと思っています。
京都を訪れても、富士周辺に足を延ばしても、のれんをくぐれば最高の寿司に出会うことも。これは日本人でさえその素晴らしさに心を癒されるからです。
総合して日本が素晴らしいのは「日本人の心」だと言われています。それがおもてなしとなる訳だから訪問者はたまらないですよね。
街が綺麗なのも、食が旨いのも全てが日本そのものなんですね。
私は子供の頃から時代劇で育ち、素晴らしい作品に育てられた一人です。おそらく、私ほど時代劇を見た人間も少ないでしょう。それは幸せなことに本物に出会えてきたからに他なりません。 京都も50回以上は訪ねているでしょう。
確かに通える場所(名古屋)に居たからもその環境に恵まれていました。
全てに、上辺でない中身の部分に触れて来れたのも歴史が好きだということと興味や好奇心が日本の伝統にあったからだと思います。
今回の真田広之氏が心に秘めていたこと、これこそがロマンです。日本の素晴らしさもさることながら、本物を追及することへのロマン。
観光地浅草に暮らし、偶然日本舞踊教室を運営することになったのは決して偶然とは言えません。
インバウンドと称し、現在は上辺の「儲け主義」に徹し、大切な日本の伝統芸を商売道具化し偽物伝統芸に走る者があとを絶ちません。
いつも言うように「ごっこ」で商売をしているからです。将来を考えると、これほど危険なことはないですね。
ブームだから・・・!!? 異常とも言えるこの観光客数に何が何でもと商売として着物レンタルや忍者体験と称し「ごっこ」でその場を凌いでいることの多いこと。未来を背負う日本の若者にもよくないことです。
今日のニュースで、フィンランドではPCではなく紙で学ぶことに切り替えつつあると報じられていました。本を読む、文字を書くことで人間の持つ本来の正しいあり方が失わずに済むとの統計。サンタクロースが居ただけあってフィンランドは素晴らしいと思う。
日本には素晴らしい本物が沢山あるのだから、人間らしく、心の動く日々を重ねるようこの伝統は守りたいと思う。
SHOGUNのエミー賞受賞で何か自分のこだわりの正しさが裏付けられたようで嬉しい。芸は心だから。
私もいつか、諸外国の皆さんに日本の本物の素晴らしさを味わって頂ける機会があればなと思っている。