学んでほしい

先日、大谷翔平は盗塁40:本塁打40のいわゆる40:40達成の日、9階満塁サヨナラ本塁打の逆転勝利でその記録を達成させた。

世界中に流れる様々なニュース。事件だ事故だ災害だと目まぐるしい世の中にあって、これほど爽やかなニュースがあるだろうか!?
人の心を豊かにしてくれる、幸せにしてくれる錬金術師のようだ。
先日のホームランなど「神がかり・・・」としか言いようのない出来事。
人それぞれが嫌なことがあっても、1日のどんな疲れが出ても、彼の活躍はどんな薬より効き目がある。
せこい政治家の言動を見ていると悲しくさえなってしまうが、現在はきっと世界中にその喜びを与えているのだと思うと感心しきりだ。

忘れてはいけないことは、彼が天才ではないということだ。心の持ち方、目標に向かっての飽くなき努力そのものでしかないのだ。
ただ、神様がいるとすれば、9回の裏2アウトなのに満塁でその出番が回ってくるということ。
どんなにチャンスが巡って来ても、実力を身に着けていなければドラマは生まれないということを忘れてはいけない。
とかく他人の噂話でいかにも面白おかしく話している芸能界の司会者たち。話すことは自由でしょう・・・。 淋しいですね。もっと心に寄り添った解説が出来て居たら決して問題にならないのに、「笑いをとる」ことをはき違えている。

本当の努力や力というものは、人を幸せにすることはあっても傷つけるということにはならないのだから。 学んでほしいと思う。