夢みる若者

久々に勉強になる映画を観ました。「舞妓はレディー」、面白いタイトルだとは思っていましたが、見入る内に「なるほど・・・・」!これは「マイフェアレディ」を捩ったのかな・・・と。
でもシッカリと脇役を固め、学ぶこともできて楽しめました。 若い新人女優もみごとに演じた作品でしたよ。
京都の芸事を身近に見れたのもラッキーでしたね。舞妓は京都が本家。しかし、全国で舞妓を創り上げて今のインバウンドに結び付けていますが、この映画の中にも見るようにお座敷に外国人を上げた演出はひとつもなし。京都一色は見応えがありました。
本物の芸の厳しさを娯楽作品の中に組み込んだコメディータッチに仕上っていましたね。
この作品はおそらく今から8~10年くらい前の作品じゃないでしょうか!?
私の教室にも女優を目指す生徒さんは沢山居ますが、プロになるという覚悟がないとなかなか味のある舞いにはなりません。

なんでも勉強だなって思え、また逆に夢みる若者に対する私の責任も強く感じた作品でした。