教室には多くの若いみなさんが通っていますが、その殆どが「しぐさ」や「振る舞い」が美しくありたいと教室の門を叩いて来ます。
ご存知のようにみなさん殆どが現代っ子ですから教室以外では普通の若者です。
嬉しいのは、その仕草の美しさを学びたい、身に着けたいと思う心です。
勿論、踊りのお稽古を通して学んで頂いているのですが、日本人女性のなんとも言えない美しさですね。
段々踊れるようになると私の方が充実感を覚えるくらいです。
お稽古場を管理してくれているプロデューサーの影響もこの教室の財産です。ここまで微に入り細に入り徹底した心の指導というのでしょうか、一人一人を思いやるその心根はとても足元にも及びません。
ひょっとしたら、しぐさって心の持ち方の方が大きな影響を与えているんだと思いますね。
安心して通える環境を作ってくれているんですから脱帽です。
日本舞踊は古風に見えるかも知れませんが、一番新しいものでなければならないように思えるのは令和だからですね。
優しいしぐさは特に日本の女性ならではの財産のようにも思えます。世の中がギスギスすればするほどそう思います。