先日、新潟の国道に災害救助法に基ずく要請が出され大変な出来事がありましたね。
ドライバーたちは決してなめているわけではありません。しかし、油断はあったのかも知れませんね。
つまり、いかに自然災害が怖いかという事です。
私も18歳までは雪国生活でしたが、今の積雪量の比ではありません。約4ケ月雪国の人間はこの雪と闘う毎日です。
昔々、田中角栄が選挙演説(辻説法)でこんな話をしていたことがありました。
「まあ、その・・・ 私はね、あの群馬県と新潟県の県境の山を削ろうと思う。そうだろう・・・、あの山があるから新潟に雪が降るんだ。遠慮しないで関東の皆さんにも是非お裾分けしてやりたい・・。親切でしょう!分けてやるんだから・・・。私はね~みなさん、こういう仕事こそ政治家の仕事だと思ってるんですよ。間違ってますか・・・!・」観衆の凄い拍手が飛ぶ!!
そして日本列島改造論なるものが出て、新潟と群馬は同じ削るにしても「関越道路」で穴が開き上越新幹線なるものが開通しました。
苦しさを苦しさにとどめず、強い実行力で山を削ったんです。
雪国で生活する者、雪国に用で訪れる者。相当な覚悟と準備で取り組んでもらいたいと思う。
世の中が便利になりすぎてヤワな人間が多くなったと角さんが嘆いているようです。雪国の人間は負けないんだから。