輝いた瞳

嬉しい日が続きます。
「女性らしくなりたいんです・・・」と大学に通うお嬢さんがやって来ました。
側に居たお弟子さんが、「十分女性らしいのに・・・」と。

日舞を習いたい理由は本当に千差万別ではありますが、基本「女性らしく」が断トツですね。時代がどんなに変わっても、変わって欲しくないのが日本人のの心根です。
私はこの世界に飛び込んで37年になりますが、周りの環境、若者の動向等々は着いて行けないほどの変わりようです。

浅草は日本の観光のメッカだけあって、最近はその業者さんも増えて若者のお着物姿は本当に沢山目にするようになりました。
驚くようなお着物の着付けを目にするのも令和なんですね!!

それでも私は大きなこだわりを持って着物姿は「正統派」でいきたいと思っています。
ここ(教室)に来る若いみなさんは「本当の美しさ」を求めているのがよく分かります。
キラキラと輝いた瞳で私の説明をしっかり聞いている新人さん。嬉しくもあり責任を感じます。
でもやはりまだまだ日本も捨てたものじゃないなって感じる瞬間に感動しています。