裕福な心

なんとも懐かしい!!これが日劇です。有楽町(銀座)にあった日本劇場は多くの国民に夢や希望を与えてくれましたね。
ウエスタンカーニバル等で盛り上がった頃は知りませんが、よく人気歌手の公演が行われた場所です。
この頃は歌謡曲や演歌がとても盛り上がっていた頃で心に温かさを感じた時代だったように思います。
新宿のコマ劇場も平成に入って幕を閉じました。今のようにネットでとかスマホにかじりついている時間のない本当に心が裕福な時代と言って良いでしょう。
これは、今の若者に説明のしようがないんですね。特にコマ劇場が幕を閉じたときは一体これからどんな時代へと移り変わっていくんだろうと心配しました。
案の定、片時もスマホを離さず、歩きスマホは当たり前!!電車の中はスマホを見ていない人の方が少ない、いや居ないんじゃないかと思うこの頃です。
簡単に人をネットで傷つけたり、オレオレ詐欺が現れたり、挨拶ひとつ出来ない時代に入ったと感じざるを得ないこの変化。
久しぶりにこの写真を見つけ、「ああ!昭和はなんと素晴らしい時代だっただろう・・・」と。
それが証拠には、NHKの紅白歌合戦が面白さを感じなくなった。大切なものが失われるようで怖いですね。
昔が良いのではなく、日本人の素晴らしい心が消えてゆくことの危機感をもっと持たないといけませんね。