少し寝坊してお布団でグズグズしながらのお休み。録画しておいた新体操のフェアリージャパンPOLAの演技に魅入ってしまいました。
最近の新体操(団体)は目を見張る素晴らしい演技の連続。前回の世界選手権のときは金メダルに輝いたと聞いて今回は楽しみにしていました。
日本舞踊とは勿論大きな違いはありますが、美しさの表現ということに関しては共通点でいっぱいです。
私たち(日舞)は採点方式ではないので一概には言えませんが、完成度の高さを見ると大きな拍手を贈りたくなりますね。
上手く出来たけど失敗もあった。でもやり遂げた。こんな達成感の中で採点を待つ選手たち。
泣いて笑って抱き合って、これは日本舞踊ではなかなか経験できないことですね。でも、これは選手(お弟子さん)の取り組み方にもよります。以前、大舞台での公演でお弟子さんの幕が降りると彼女は一目散にプロデューサーの胸に飛び込んでいったことがありました。久しぶりに見た美しい涙でしたね。
プロデューサーは一切妥協しない人ですからお稽古は私以上に厳しいんです。
しかし、どうしたらお客様が感動するかの術をこれほど知っている指導者も居ないでしょう。本当に素晴らしい作品が仕上がるんですよ。
そうですね、どちらかと言うと体育会系なんでしょうね(笑)。それでいて日舞の表現方法を知っているんですから凄い指導者です。プロデューサーは学生時代体操の選手だったそうです。新体操等の選手の涙、プロデューサーの指導を受けたお弟子さんの気持ち、よく分かります。