昨晩は本当に久しぶりに素晴らしい名月に出会えました。浅草にいるからですね。故郷のすすき越しに見る月も情緒がありますが、この光景はまた令和のシンボルのようにも思えて新しい発見でいっぱいです。
夜風が丁度良い塩梅で太平洋側からの風に流される雲がまたなんともいたずら坊主で。「雲よ去れ去れ雲よ去れ・・・」、まるで雲をコロナに例えているようで滑稽でした。雲の切れ目から見事な満月が!!中秋の名月と満月が重なるのも珍しいそうだからちょっと得をした気分です。
目に心にしっかり焼き付けながらシャッター切ること700回。いい趣味だと思う。この美しさを追いながら撮影スポットを少しずつ移動させるのですがこれがまた楽しい。丁度お弟子さんの踊りを指導するときの感じに似てるから不思議です。
中秋の名月と満月が同時ということを知らない人も多いようで隅田川の両岸を見ても人はまばら。こんな時ぐらい一歩外へ出たら良いのに。
昼の散歩コースでこんなひとときが過ごせるんだから隅田川は本当にいろんな顔を持っていますね。
雲が切れて満月が顔を覗かせた瞬間、バチバチバチとシャッターを切る。
心が洗われるようです。