まもなく舞台の幕が開く
お弟子さんを舞台に立たせる本番直前の光景です。芸は厳しいと言い続けても本番直前の師匠波島陽子はいつもこんな調子で出演者を和ませてくれます。緊張をほぐす最高の声かけがこのように笑顔になって素晴らしい舞台をお見せ出来るんですね。
これはどこの舞台の本番前でもそうです。何年も何年も大きな舞台に出続けた波島ならではの一幕でしょう。
どの生徒さんも、どのお弟子さんも、この魔法(えがお)に本舞台は伸び伸びと舞うことが出来るんですね。
陽子先生陽子先生・・・と慕われる人間性こそ日本の伝統を伝える指導者としての大切な心根です。
本日、波島陽子のホームページがリニュアルされまた新たな一歩を踏み出しました。1年1年積み重ねた実績は他の追随を許さないほど大きく光輝いています。
波島教室は日本(きもの)の振る舞いや仕草に憧れ、多くの若者が教室の門をたたいてやって来ます。「日本舞踊は心ですよ・・・」と、何度唱えてもその人の性格(こころ)がそう簡単に変わるはずがありません。それでも師匠波島の根気強さは他と比べられない凄さがあります。心から一人一人を大切にしている証拠ですね。生徒さんやお弟子さんの殆どが女性ですから、中には結婚や出産を機に子育て等で来られなくなる人も当然居ます。
中には調子の良い若者が居ない訳ではありません。こんな時代ですからね!!結婚や出産、転勤等で通えなくなる人は仕方ありませんが、どこにもいる自己中心的な人間(ひと)は踊りを見ていて判るものです。一歩一歩前進する中で浄化する教室。その信念でとうとう通う生徒さんも100名を超えました。教室が完全に認めてもらえた結果なんだとあるご年配の生徒さんが話されていたのが印象的でした。
あくまでもこの教室は心を磨くことで美しい舞いが完成するのだと言わんばかりに日々明るさを増しています。
想像もしなかったコロナの襲来に、微動だにしない波島教室が堂々とその心を磨く道場として君臨している事実こそ、このホームページで伝え続けなければいけないことだと再認識させられています。
お陰様でコロナ禍にあって、波島陽子日本舞踊教室は笑顔でいっぱいです。お稽古が終ると波島は決まったようにその休憩時間もコロナ感染の予防措置で日々懸命です。「生徒さんを守るんだ」、この気持ちは見事にみなさんに通じ「先生、何かお手伝いすることありませんか・・・・!!」と。この心根こそ素晴らしい舞に繋がるんです。みんな後で分かります。
「笑顔と、楽しむ心こそ、上達の秘訣」。波島からそう聞こえてくるようです。
開校以来、初めてホームページが新しく生まれ変わりました。つくづく歴史を刻んでいるな・・・と感じます。
日本の素晴らしい伝統や文化を一人でも多くの人に伝えたいと開校した日本舞踊教室。
私たちスタッフも、これからますます笑顔満載で伝え続けて行く家元・波島陽子を支え続けていかなければと心新たにしたところです。今回はとても良い機会です。教室の内容、方針等々何ひとつ変わるところはありませんが、今回のホームページに何か息吹きのようなものを感じませんか!?
このホームページが大きな出会いの場であることは間違いありません。門をたたいて来てくださる新たな出会いもこれから更に大切に楽しみに過ごして参りたいと思います。
波島陽子の誕生日にとスタッフが一生懸命作り上げてくれた新たなホームページ、この機会に是非隅から隅まで目を通して頂けたらな・・・と心から願っております。