日本の伝統文化とは

「明かりをつけましょぼんぼりに・・・」 と嬉しいひな祭りからお稽古スタートしました。

来月1年生になる女の子。 お稽古場に花が咲いたようです♬お弟子さんや生徒さんから「可愛い可愛い・・・」の連発。 女の子はいいですねと皆さんが女性であること忘れていたかのように。

世の中コロナコロナで身も心も疲弊しきっている状況の中、この今をどう過ごそうとしているか・・・。信じられないほどの入会者に正直私もビックリしていますが、コロナ禍のこのような状況にも負けずに何かやりたいと腰を上げる勇気とでもいうのでしょうか・・・・!? 本当に素晴らしいことですね。それだけに責任も感じます。

まもなく、あの東日本大震災から10年・・・と多くの報道各社は報道を繰り返しています。天災は忘れた頃にやって来る・・・ってもう昔々のお話しになってしまいました。一体、地球はどうなってしまったんでしょうね!!振り返れば、阪神淡路大震災の頃から絶え間なく震災に痛めつけられているように思いませんか?

私も東京住まいの方が長くなりましたが、芝居に打ち込めていた時代が懐かしく良かったように思います。ご存知のように、今回はまたこのコロナでイベント関係で特に芸事に従事していたみなさんはここに来て本当に辛く苦しい思いをしています。「コロナめ・・・・」と言った人が居ましたがその通りです。こうして綴っている今でもいつどこで何が起きてもおかしくない訳ですからね。

この状況下で人の心がすっかり変わって来たようにも思います。そんな中にあって、私は本当に恵まれているんだな~とこれほど思ったことはありません。コロナ感染予防対策も、素晴らしい生徒さんとスタッフさんのお陰で教室は今日まで元気に来られました。なによりと思っています。

私に出来ることは「日本舞踊の指導」しかありませんが、その指導を通して本来の目的である日本の伝統や文化の伝承。こうして小さなお子さんから多くのお姉さん方が笑顔でお稽古に励む姿。指導者冥利に尽きます。

ギスギスするのではなく、心豊かに笑顔で居れることこそ日本の伝統の様に思います。波島陽子日本舞踊教室と最初は照れくさい気持ちでいっぱいでしたが、現在はその責任と自覚の中で頑張っております。

まだまだ大変な思いをされている人は想像を超えるほどの人数と聞きます。冬の次に間違いなく春が来るように夢を失わず、希望をもって歩きましょう。頑張りましょうね。