昨日は映画「国宝」を観に行って来ました。この作品は吉田修一さんの同名小説を原作とした人間ドラマで、任侠の家に生まれた若者が歌舞伎の世界に飛び込んだ主人公・喜久雄が芸の道に人生を捧げ、人間国宝になるまでを描いていました。
普通のお芝居と違い、舞台上での舞いの多いこの作品。それも大型スクリーンいっぱいに魅せるその舞は見事でした。
勿論粗削りな点は否めませんが、そこは本職の歌舞伎役者さんと同じ舞台の映像はなくそれなりに見れました。
主演の吉澤亮さん。きっと1年はお稽古したんでしょうね。あれだけの大舞台での舞い。横浜流星さんと二人にとっては何にも代えがたい経験になったことでしょう。よく頑張りました(拍手)
舞という同じジャンルの中でとっても刺激になりました。教室に通われる生徒さんの日舞へのキッカケが、歌舞伎であったり大衆演劇であったりとみなさんその美しさに魅せられてやって来ます。
もっとも日本らしい芸術文化。映画「SHOGUN」といい、日本の伝統芸が注目されるのは嬉しいですね。
2025年6月25日