癒される心(ばしょ)

歴史が彩る大自然の美しさ。
私は古都・奈良や京都が好きで何度も何度も足を踏み入れました。そこには例えようもない自然の美しが季節ごとにその大パノラマを魅せてくれます。
自然の美しさと言いましたが、勿論歴史を辿れば当時の権力者が造った大遺産なんですね。
まるでスケッチされたようにカメラを構えるとそのキャンパスに収まります。

ご存知のように、今では観光化されてまるで人を見に行くようなものですが、まだまだ素晴らしい場所はたくさんあります。

浅草に住んで今年で22年になりますが、それでも変わりました!!
仲見世は写真を撮れたものですが、今では外国人の顔を見に行くようなものです!!
住民が、いや観光に携る一人一人がもう少し歴史の財産を大切にしないと全ての観光地は「商売をする町」に変わってしまいます。
浅草に限らず、政治を司る御仁がもう少し国の、町の将来をしっかり考える時じゃないかと思いますね。
「人が来ればいい!」「売れればいい!」、何か大きな勘違いをしていませんか・・・と言いたい。
そこには毅然としたルールの中で楽しめる方法(ルール)があるはずです。
SNSなるものの影響で思わぬ場所が覚醒してしまう!!富士山の前のコンビニ写真はその典型でしょう。

私は自然が大好きで子供の頃から本当の自然児でした。祖父の影響で草花を愛でる心が養え、家の環境か歴史が好きで古都へは何度も足を運びました。
それが今やどうでしょう!! 
でも・・・、あるんですよ・・・。都内からは近くに「鎌倉」がありますが、鎌倉にもあまり人が訪れない場所が・・・。
私はそこをよく知っています。そこにはアイスクリームも飲物も売っていません。頑張って歩かないと行きつくことの出来ない場所だからです。
目に優しい青葉が心を癒し、明日の活力をくれる日本がまさにこの大都会の近くにまだあるということです。