いよいよ大相撲秋場所が開幕しましたね。
スポーツ界は先日のバスケットワールドカップの盛り上がりや、大谷選手に見るように心揺さぶられることが非常に多くなりました。
それは、全てに真剣勝負だということ、取り組んだ選手の努力の賜物だということ、感動には様々な要因があります。
ご存知のように、始まった大相撲の興味のひとつが「朝乃山」のコロナ騒動の最中に起きた処分についてです。
私は初めからあの事件は「ひいき筋が悪い」と決めつけていました。自分がひいきしているからと食事に連れていくあの風習です。
大関になろうが、横綱になろうが、ひいき倒しに遭い次の場所に成績が思わしくないと言う光景は沢山目にして来ました。そんなことは初めから分かっていることです。
その点、大谷翔平選手は実に素晴らしい。知っている人も多いと思いますが、あのヌートバー選手の誘い(彼の地元で)も「寝たいから・・・」と断ったんですからね。
特に大相撲のひいきの主は自分の名誉や自慢に溺れた判断で行動する。時期と状況を判断できない大人が悪い・・・・。私はずっとずっと前から懸念して居ました。
特に朝乃山関はそのことでなんと幕下までその地位を落としたのです。よくぐれずに頑張っていると思う。
話題沸騰のジャニーズ事件も同じです。
自分の地位を利用してのあまりにもえげつない不祥事(事件)の連続。これも大人の仕業です。
金や権力を持つと物事が見えなくなるんでしょうね。「自分は大丈夫!!」、もう世も末です。
これは芸能界やスポーツの世界に限りません。バカな経営者のあまりにも多いこと。自分さえよければ・・・の経営者の訓示を聞くと、その殆どが独りよがりのカッコつけでしかありません。
放り出された朝乃山がようやくもう一度「自分の力」で這い上がって来ました。
今後、彼の一挙手一投足をよく見ていて下さい。
少し遠回りをしましたが、夢の実現にそのドラマのクライマックスが見れそうです。
素晴しい若者をダメにしてしまいそうでしたが、朝乃山は腐らず自力で立ち直って来ました。。
彼の頑張りを頭の古い大人にしっかり見届けて欲しいですね。
威張ってはいけません。奢ってもいけません。「謙虚」って素晴らしい日本語があるじゃないか。
人を育てる秘訣です。