波島陽子が振付作品を世に出そうと決め本格的に制作を開始して16年が経ちました。
最初に手掛けた作品が「女鬼龍院」と「風流水景色」の2作品でした。
当時は専用のお稽古場ではなく、まるでゲルマン民族みたいに空いているレンタル教室を探して探しての収録でしたね!!実に懐かしい。
こんな素晴らしい楽曲があるんだ・・・と当初興奮したことを覚えています。
キチンとした日本舞踊の基礎があり、そして舞台経験豊富な実力を持ち、加えて「感性」という武器を後ろ盾に創るわけだから納得でした。
「淺香光代の弟子なんだな~」・・・とその感動は今でも忘れません。そして勿論今尚色あせるどころかいつも新鮮に映るその振付は念願通り全国の新舞踊愛好者のみなさんに楽しんで頂いています。
最初のこの2作品以降は全て収録と編集を私が行いたいと今もずっと続けているのは、専門の映像会社より作者の心を私が編集することによってより高度に表すことが出来るからです。
お陰様で波島作品の愛好者は年々増え続け、今や日本全国はもとより韓国、ブラジル、タイ、台湾等々大変な数になり私が一番驚いて居ます。
芸術というのは「嘘」があってはいけない。どの作品を見ても、心を打つ作品ばかりで今尚頭が下がります。
踊りにご興味ある方は是非一度手に取って踊ってみて欲しいですね。日本人で良かった・・・と思うから不思議です。