まだまだいろんな友だちから浅草公演についてメールや電話が届きます。
何げなく受け取っていた私は大きな勘違いをしていたのかも知れません。
「上手だったよ・・・」「良かったよ・・」「舞妓と悲恋の芸者を踊り分けるなんて・・・」と正直とっても嬉しかった。
でも、冷静に考えたら波島先生の振付けの凄さです。そしてなにより直接受ける指導です。
先ず、作品の振付が美しい。振付作品(DVD)が売れる訳です。
先生の振りは魔法のようにす~っと入ってくるから踊りやすい。まだまだ新米の私が発する言葉ではないかも知れません。
踊っていて楽しい。踊っていて幸せさえ感じます。勿論きっと他のお弟子さんたちも一緒でしょう。
これをそっくりあの大舞台で・・・!!感動する訳ですね。
入会して1年もしない内に出演メンバーに選ばれたことに驚きは半端ではありませんでした。
その頃は3年などというお稽古期間は無かった訳だから今考えるとゾッとしますが幸せなことに厳しい特訓の連続でした。
新人でも容赦しない。先生やプロデューサーはプロには褒めない・・・と言っていましたが、「良かったぞ・・」とプロデューサーに褒められたってことはまだまだなんだな・・・きっと。
気持ちを切り替えて「よし、やるぞ・・・!」と再決意。