少し膨らみが目立って来た桜の木の下でスタンバイを終えた照明。隅田川の桜の大木を今か今かと待つ姿を誰が知る。ライトアップの照明器具だ。
桜の花冷えと言って全国どこでも桜の季節は一様に寒い。
しかし、ライトアップされた桜並木は見た者にしか分からない感動がある。
コロナコロナで何もかもその楽しみを奪われ春を味わえないまま桜も例外ではなく散っていった。
今年こそ、本当に今年こそこの脇役(ライト)が活躍できますように。どんなに辛いこと苦しいことがあっても、人の心は張り合いさえあれば強くいれるのだ。昭和の歌が流れ、屋台が観桜会を引き立てる。これを情緒と言うんだろう。今年こそ、多くの人の心を和ませてほしいものだ。
2022年3月18日