簡単なことです

私は雪国の生まれですが3月3日には沢山の思い出があります。まだ小学校に上がるか上がったばかりだったと思います。
家には今では見ることもできないような大きなひな壇が飾られ、綺麗なひな人形がずらり。大きな十段飾りだったでしょうかね。弓大臣だったか五人囃子だったか、かっこいい刀が目に入りそれが欲しくてね(笑)そっと上がったつもりが人間が乗るひな壇でないので瞬く間にひな壇が全部崩れてしまい相当怒られたことがトラウマになっています。
五月人形にしてもひな人形にしても親が子を思う優しい行事なんですね。親が子を思うように、人間にはだれにも人としての優しさや思いやりがあるものです。俺が俺がと理屈の通らない心でロシアとウクライナが大変なことになっていますが、困ったものですね。まだまだ日本は良い方ですが、段々世の中が冷たい時代に入っていることが心配でなりません。
散歩の途中で出会う光景(写真)ですが、この光景にホッとします。隅田川の河川敷というか周辺はとっても綺麗です。私が歩く川岸は極端なこと言えばゴミひとつ落ちていません。花壇もこのように常に整備され歩行者天国ならぬ散歩天国です。
綺麗って気持ちがいいですよ。この人たちに「ご苦労様です・・・」と声をかけると必ず笑顔が返ってきます。つまり、相手のために何かやったらこうなります。自分が自分がだから戦争になるんですよ。簡単なことです。