収まらないコロナ禍にあって、唯一嬉しいのはお稽古場が元気だってことでしょうか!?
最初の緊急事態宣言が発令された2ケ月は「いったいどうなるんだろう・・・」と経験のない不安がありました。
凄いですね、外出は避けなさい・・・ということですからね!!お陰様でお稽古場がお休みしたのはその緊急事態宣言の2ケ月だけでした。
様々な企業、ご商売をやっているみなさんが店や会社を閉じるというまるで悪夢のような現実が3年目に突入してもまだ続いているんです。
しかし、不思議な現象がお稽古場には起きています。この様な状況下でありながら、平時の時よりも日舞を習いたいという人が多いということです。
この3年弱で本当に多くの新人さんが教室の門を叩いてくれました。なによりも、素直で元気です。
本来なら令和2年秋に私の生まれ故郷秋田県湯沢市で初の舞台公演を開催する予定で輝かしい令和になるはずでした。
延期延期を余儀なくされ正直心が折れそうになっていました。
それを跳ね除けてくれたのがお稽古に通うみなさんでした。元気ということ、北京オリンピックでのあのカーリングのみなさんにも負けない笑顔。私にとっては財産です。ありがとうって言いたいですね。
お着物は心に羽織るものですと私はいつも言い続けて来ましたが、こんなに若い新人さん(写真)でもなんとも美しい姿です。
お一人でも多くのみなさんが「日本の心」に触れながらその美しさを身に着けていく。心の笑顔にも会える環境に感謝です。