除夜の鐘とともにまた新しい年が明けました。新年はずっと昔から嬉しくない人なんて居ない不思議な空気です。「正月だけは借金取りもお休みだからみんな笑顔」なんて聞いたことがあります(笑)
特に地方(いなか)に行けば行くほど伝統的な行事があるものです。今回は私の故郷を紹介しましょう。もう十何年が経過しましたが、NHKの大河ドラマ、あの愛の兜で有名になった「天地人」舞台が私の故郷です。
直江兼続を妻夫木聡が演じましたね。波島陽子が日本舞踊教室を始めようと計画していた頃でしたが、その楽曲と振付をと制作したのが波島には独立後それが最初の仕事でした。直江兼続「愛のすべて」が誕生し一緒に「春を待つ花」も。二曲とも素敵な楽曲で素敵な踊りです。
冒頭で話した地方にある行事ですが、私の街には八坂神社というのがあって、1月6日になるとあの豪雪の中その八坂神社で「婿の胴上げ」という行事があるんです。
これはその時の胴上げの写真ですが、なんとこの地味な行事は400年も前から続いているんですよ!!
町のシンボル「坂戸山」というのがあってその山は300mちょっとですが結構険しい山なんです。当時の坂戸城城主「長尾政景」が城下の繁栄と立派な農兵を育てるため婿に来ることを喜ぶようにと始まった奇習のようです。
伝統にはそれぞれ意味があるんですね。