波島陽子のこだわり

スポーツの秋! 食欲の秋! 読書の秋! 教室はやっぱり「芸術の秋」ですね。

波島陽子日本舞踊教室は勿論一般の素人の生徒さんが沢山お稽古しています。
驚くことは若い生徒さんの多いことですが、みなさん日舞が大好きで集まって来ているだけにその熱気たるや素晴しいものがあります。

歌舞伎に魅せられて・・・!、或いは大衆演劇を観てその美しさに憧れました。
動機はそれぞれですが一番嬉しいのは、きっと日本人の純粋な血はそのまま日本の文化に特化しているのかな・・・とさえ思えることです。
外国人でも、日本の文化、特にこの日本舞踊の魅力は特別な様に映っているみたいで感激です。
以前、浅草教室にイタリアから日舞や着物について習いに来た女性がいました。
もう3年にもなるでしょうか・・・!彼女はイタリアでオペラの勉強に行っていた留学生でした。「蝶々夫人」のオーディションを受けるのにどうしても着物での歩き方や多少の立ち居振る舞いが必要とやって来たものですが、帰って後オーディションに合格し主役に抜擢されたとお手紙が届き大喜びしたことを今でもはっきり覚えています。

少し踊れるようになるとやはり誰かの前で踊りたくなるようですね。
もっとも、人前で踊ることで度強も着き、自信も持てるようになるのは言うまでもありません。
全てとは言いませんが、ボランティアや発表会の舞台等はその殆どがご年配の方が多いせいか波島教室の生徒さんは若いので舞台がより華やかになるのかとっても喜ばれます。

波島陽子のこだわり

特にお年寄りの皆さんの施設では感動の涙にさえ出会います。
おじいちゃんも、おばあちゃんも、勿論若い頃があった訳ですから感慨無量なんでしょうね!
心の中にまるで青春を取り戻したかのように心から溢れ出る笑顔に出会えるのは表現のしようのない感激となります。

それぞれが、習いたての作品をもう一度お稽古し直して臨むその姿は「返ってこちらが感謝です」の心に込められていることで分かります。

波島陽子のこだわり

波島教室ではある程度踊れるようになるといろんな特典が待っています。
この写真は「笑顔や表情」の勉強の為に近くの日本庭園に出かけたものです。
着物に似合う自然な表情!これはなかなか難しいものですが、プロのカメラ
マンの手にかかり、もうモデルさんの様です。これは望遠で30mくらい離れたところからシャッターを切っていますが実に見事な表情です。
勿論彼女たちは一人でキチンと着付けも出来るのですが、こうした日は着付師の手によって綺麗に着付けられます。
何とも言えない素晴しい表情に今年の5月には別の写真でしたが台湾の雑誌でなんと表紙を飾ったのです。
その写真を採用した編集者はきっとプロのモデルと思ったんでしょうね!!

波島陽子のこだわり

さて、こちらは「白塗り」のお稽古をしているひとコマです。
師匠が舞台女優だからの成せる技と言って良いでしょう!
いつもながらのこの講習会の人気には驚かされます。いつか晴れ舞台で鬘を着けて花魁や芸者、藤娘等々の舞姿を夢見てラインを引いているんでしょうね!
1回くらい講習を受けたからと実戦で使えるほど甘くはありませんが、これも勉強のひとつでしょう!
勿論生徒さん限定ですが、着付けや白塗り等の講習に費用は一切かかりません。

講習会と言えば、演技や表情の勉強も毎週水曜日(現在)に受講できるようになっているのも魅力ですね。
ある程度踊れるようになっても、観客を感動させるとなるとなかなか難しいものです。この講座にはプロも参加しています。
波島の日本の伝統や文化を一人でも多くの若者に「楽しんでもらいたい!喜んでもらいたい!」の願いで開催されているものです。

波島陽子のこだわり

この写真がfacebookに掲載されたちまち注目を浴びましたが、究極の写真なのでしょうか!
これは花魁の衣装ですが、実際にお稽古を続ける中でその作品に必要であればこのように本物の衣装を着用して感覚を養ってもらうんですね!
さすが花魁の衣装は豪華なだけにその姿は華やかで美しい!!本人の顔を崩した喜びの表情でその気持ちがよく分かります(笑)

波島陽子のこだわり

実際に動いてみるとその難しさに殆どの生徒さんがもっとお稽古しないととの認識が持てるようです。

今月は台湾から5日間の予定で日舞の先生がお弟子さんを連れてお稽古にやって来ますが、私はいつもそのとき波島の凄さを感じるのです。
日本全国各地からは勿論ですが、イタリアから、こうして台湾から、今月からフランスの女性が月3回の予定で日本舞踊を習いたいとやって来ます。

それらの皆さんは口々に「1年中波島先生から直接習える生徒さんが羨ましい」
の声を頂きます。

確かに、踊りは何を称して上手いと言うのかですね!
波島陽子の注目すべき素晴しさはただひとつ、その人間性にあるようです!
口で「優しい」という表現はごく普通にイメージできるのですが、波島陽子のそれはなかなか人の真似の出来ないところにあるのが特徴であり財産です。

生徒さんに対してはおそらく生徒さんより頭が低いのではないでしょうか!?
謙虚で思いやりがあって優しくて・・・と言えば何か身内から宣伝めいた表現にも映りかねません。
実際に近くで接っした者なら分かりますが、まさにこれぞ人間性の何者でもないのですね!時に、お人好しすぎるとブレーキをかけたくなることもしばしばなのもそれを如実に物語っています。
従って、踊り(振付)が美しいのはその人間性にあると言って良いでしょう!

おそらく、これは生れた環境や本人の長年培われてきた信条みたいなものがそうさせているんだと思えてなりません。
ネットに流れる波島創作の振付作品(踊りの動画)を観て注文が多いのは紛れもなくその美しさにあります。
「あまりにも美しかったので是非踊ってみたい!」と注文が来て、一度波島作品に触れた人(殆ど先生)はそれからずっと愛好者となっています。
この人間性こそ美しい踊りの原点だということがよく分かります。

波島陽子のこだわり

こうして生徒さんたちは晴れの舞台に立つんですね!
何とも美しい!そうですね!何とも可愛い!これこそが波島の秘蔵っ子と言えるでしょうね。
専門家の舞台関係者も声を揃えて話してくれるのがその点です。
「若いから美しいと言っているのではなく、一人一人が踊る生徒さんの踊りそのものに何か先生の魂のようなものが乗り移っている様で不思議な感動を覚えます」
関係者はこのように評して下さるのです。

波島陽子のこだわり

日本人だから、せめて日本の文化には触れておきたい・・・。日本人だから、外国に行ったとき、せめて着物くらいは着てみせてあげたい・・・。

多くの生徒さんの動機や希望以上に波島教室ではその心の期待に違わぬ愛情を注ぎながらそれらの夢の実現に一歩一歩歩を進めています。

優しい心、想いやる心、敬う心、感謝できる心、
そうした人としての優しさに羽織らせたいのがお着物だと言います。
波島の日本舞踊が美しいのはその心にあると言って過言ではありません。
日本舞踊は心で舞ってこその伝統芸だからです。
波島が作品を創るとき、生徒さんに教えるときのこだわりです

 

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