日舞 何でも勉強です

ゴールデンウィークも5月1日、この日は屋内に居るのがもったいないほどのゴールデン日和♬

世間はコロナコロナで私たちも全く大丈夫な現場でも気の使いっ放し。リニューアルされるホームページにと銀座のスタジオでの撮影。戸を開けても暑かったですよ!!

何でも準備の大切さはずっと痛いほど味わって来ましたが、経験のないお弟子さんもこうしてひとつひとつ経験し覚えるのも大切な勉強ですね。特にスチール撮影は表情が命。緊張するなというのが無理ですが、こうしてお稽古場で撮るのではなく一流のスタジオで一流のカメラマンにシャッター押して頂ける機会は実に貴重で、テスト画像を見ただけで、他の人のポージングを見ただけで「自分もこれじゃいけない・・・」と励みになったことでしょう。こうして勉強の場を与えてくれるプロデューサーには頭があがりません。こんな経験なかなか出来ることじゃないですからね。

今回は芸者姿2人、舞妓さん1人、そして私の4人でしたが舞妓役のお弟子さんは2ポーズでしたので撮影が終った途端倒れそうになるほどのハプニング。そう言えば私もそうしてひとつひとつ覚えたんですから他人(ひと)のことはいえませんね。

こうして段々役づくりにもなるんですから、スタジオでの撮影は彼女たちには大きな財産です。

ここまでするんだからきっとホームページも素晴らしいものがと今から楽しみです。

確かにコロナ禍にあって動きがとれないのがみな一様です。だからと言って静かにおとなしくでは何も前に進まない。このコロナと戦うには前向きでないと・・・といつもプロデューサーの喝が入ります。お陰でなんの不安もなく元気に明るい笑顔の集まる教室でホントに助かっています。

徹底した感染予防対策があって出来ることですが、嬉しいことは生徒さんやお弟子さんの心がけです。問題になっている賑やかな若者と決して年齢は違いません。日本の文化を学びたい・・・とその殆どが入ってきますが、さすがですね。というかお弟子さんや生徒さんが自慢であり誇りです。

秋にはほんのわずかな人数ですが、15名前後のお弟子さんで湯沢公演の舞台に立ちます。こうした心根がきっとその舞台で花開くんだろうな・・・と楽しみで仕方ありません。

東京オリンピックという大イベントの陰に隠れはしますが、今回はYouTubeでライブ配信されるので日本中は勿論、全世界のみなさんがこの舞台を観ることが出来るというので出演者の張り切りようも大変です。

こうして準備することのひとつひとつが皆さんに喜んで頂けると思うと頑張り甲斐がありますね。