一年の学び

今年ほど1年があっという間だった年はないだろう。
公演の3度の延期は生涯に於いて初めての経験であった。
普通はここでみな心が折れる。3年ですよ3年・・・!!

この間、様々な事情で出演を外れる者4名。3年という期間の重みだろう。
それでも幕を開けた。これは執念以外なにものでも無いといって過言ではない。

負けなかったのは素晴らしい同胞の集まりだったからだ。みな本気だった。みな死に物狂いであった。

出演者もスタッフの力をこれほど感じたことは無かった筈。縁の下の力持ちが居て全て成り立っていることが大きくクローズアップされた。
ここで本当の感謝の心が生まれる。
この経験が出来ただけでもそれぞれが生涯の宝を得ることが出来た瞬間でもあった筈。
そして、キチンとした挨拶が出来る様になっただけでもこの舞台は成功であった。これが人生の学びなんだろう。

指導者は、ただ表面上の舞台が終われば良いのではない。それが教育なんだ。
一般の会社でも指導者次第で良くも悪くもなる。強いていうなら人を育てながらものごとを果す。これが経営者や指導者の大切かつ重要なところだ。

残念ながらどんなに指導しても挨拶の出来ない人っているもんだ。
つまり、心が伝わったかどうかなのだ。
「赤ひげ」という映画で青年医師が一人の少女と出会うシーンがある。人を信じることの出来なくなった患者(少女)が笑顔を見せるまでになる経緯がそれだ。
挨拶は人の心を開く鍵・・・と習った。まさにその通りだ。

まだまだ心から声を出せない者も居ないではないが、性格なんだと割り切ってもやはり人生損をするよと教えなければならない。

成功する経営者やリーダーは相手に伝わる挨拶の出来る人間だからだ。

今回の大舞台で学んだ若者が多かったこと、良い年であったと言える。