【粋と艶との花舞台から一週間】

一夜の夢

あの華やかな舞台はご覧いただけましたでしょうか。
先生、プロデューサー、着付け師さん、カツラ屋さん、カメラさん、舞台監督、大道具さん、音響さん、照明さん、スタッフさん、出演者の皆さん、湯沢さん、友情出演の皆さん、そしてずっと応援してくださった皆さん、舞台とは本当にたくさんの方々のおかげでなりたつものだと痛感致しました。
常日頃、教室では人を大切にするように教えていただきますが、こういうことなんですね。

浅草公会堂の大きな舞台、舞台裏はもっと大きかったです。
こんなに大きなステージにあがったのは初めてで思わず「本物の舞台だ」と感じました。
わたしが恋蛍をおどらせてもらうとき、大道具さんがわーっといらして、背景を一瞬で作り替えてくださったときは、本当に感動しました。
数分のためにこんなに大がかりなセットを用意してもらって、緊張が、それこそ蛍のように、ふわりととんでいくようでした。
うれしさを噛みしめながら幕があがるのをまっていました。

この日に向けて3年間お稽古してきましたが、当日は瞬く間に過ぎ去ってしまいますね。
舞台裏でばたばたとしていたらすぐに出番、反省の間もなくまたばたばたとしていたら気づけば出番。
舞台からの景色やステージにあがった高揚感に浸っていたら、先生のごあいさつで幕が閉じ、ここからが一番のどたばた劇でした・・・!
息つく間もなく荷物の引き上げ。
翌日からは数日かけてお借りした衣装のお掃除やお片付け・・・!
先生の衣装室はどうなっているの!こんなにたくさん入るなんて・・・!

そしてお片付けがひと段落して、すぐに通常のお稽古が再開しました。
あっという間に通常にもどってしまいました。

お力添えいただきました皆様、誠にありがとうございました。

みにきてくれたお友達や家族のみんなも、ありがとうね。

公演の映像をふりかえり、まだまだ課題は山積みだと改めて思いました。
それに長く通ってらっしゃる方々のお上手なこと・・・
一回のお稽古を丁寧に大切にしていこうと感じました。

舞台を終えて思うことは、もっと先生の踊りに近づきたい、その一心です。