美しい日本

私は時代劇が大好きでほぼ毎日のようにテレビで楽しんでいます。
勿論、もともと時代劇が好きなことが理由ですが、教室を開校してから特に観るようになりました。

その殆どが東映の時代劇です。
勿論私があの時代に居た訳ではないので分かりませんが、きっとそうだったんだろうと思わせる語り口調や様々な仕草や振る舞い。なぜかやっぱり日本人の一番大切な美的感覚や当時の生活等々が実際そうであったかのようで納得なんです。
今の時代劇もそれぞれ役者たちはそれなりに頑張っています。でももう昔の時代劇の面影は殆どありません。
カツラや装束は時代考証に守られて精一杯時代劇を守っています。歌もそうですね。すっかり変わってしまいました。それだけ私が年を重ねたのかも知れませんが、できれば伝統を文化を大事にして欲しいと願うばかりです。
教室にも何人かの役者さんが通っています。その美しさがどういうことなのか・・・だけは伝えたいと思っています。

写真は昨日観た映画のひとコマですが、私が子供の頃はこんな風景の中で顔を真っ黒にしながら遊び回っていました。
小鳥が鳴いて蝶々を追いかけ、トウモロコシをもぎ取って河原で焼いて食べたっけ!!
大川橋蔵や錦之助をを見るとやはり華がありましたね。第一美しい色気がありました。最近は忍者ショーなどで日本の観光にと頑張っていますが、アクションではなく着物や立ち居振る舞いを通し日本の素晴らしい伝統文化をもっともっとアピールしたいですね。
日本は素晴らしいんだから。